でも、問題は開けるとき。私は意外にも、スパークリングワインの栓を開けることがとても苦手なのです。というか大きな破裂音が苦手で、風船が割れたりする音なんかにとてもびっくりしてしまう。そんなわけでSektを開けるときはいつも同居人にお願いをしています。我ながら可愛いところもあるなあと思いながら、でも大好きなワインを自分で開けることができないのはいかがなものか。いい加減、頼むのも面倒くさくなり、一時期その弱点を克服しようと努めたこともありました。単に人に頼るのが嫌いで面倒くさがり、それに加えて負けず嫌いなだけなんだけども。でも、でも、やっぱりあの今にも破裂しそうな迫ってくる感覚と、そして実際に破裂する音とがどうしても恐い。
旅先のペンションのオーナーで禅に興味があるというおじさんと話をしたときのこと。
『自分で何でもやっちゃうのもいいけど、たまには人にお願いするのも悪くない。なぜかっていうと頼られた方は気分がいいから。そんなとき、相手は喜んで手伝ってくれるものだよ。そし
それは私がゴミ袋を捨てに行くときのこと。おじさんはそう言って私のもってる大きなゴミ袋を持っていってくれました。
なるほど。何でもできるスーパーウーマンがかっこいいと思ってたけど、できないこと=弱さってわけでもないのかな。小さい頃から従兄弟の中でも一番年下のクセにエラそうな私は、誰かに何かしてもらうとか、何かをお願いするとかいうのがすごくヘタクソです。でも、ちょっとは素直に人にお願いする練習をしてみようかな。
あんまり強くなりすぎると、一人でも生きていけるようになっちゃうからね(笑)。